プール熱の感染から発症までの潜伏期間は、5〜6日程度。大人には免疫がありますのでプールでの感染はありませんが、プール熱の症状、結膜炎から二次感染する恐れがあります。検査を行い、症状に応じた対策を行いましょう。
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プール熱とは、咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)の別名で、アデノウイルスによる感染症のことです。咽頭結膜熱は、夏かぜ疾患のひとつで、プールを通して感染しやすいことから「プール熱」や咽頭結膜炎ともいわれています。プール熱は、結膜炎を引き起こし、はやり目と呼ばれることもあります。プール熱の特徴は、高熱、結膜炎、のどの痛みがあることで、そのなかでも高熱が主な症状です。プール熱は、主に、アデノウイルスの3型によって引き起こされますが、アデノウイルス7型が原因になることもあり、この場合は重症化することもあります。プール熱は、空気感染や目の結膜炎からうつり、4月〜10月頃の夏季に、幼児〜学童を中心に流行することが多くなっています。プール熱の感染源は、アデノウイルスに感染している子の目やにや喉の分泌物、便などです。プールの水が汚染されて、プール熱が集団発生することが多いため、プールに入らない赤ちゃんにはプール熱が発症することはほとんどありません。
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プール熱の症状についてみてみましょう。プール熱の潜伏期間は、おおよそ4〜7日です。発熱、咽頭炎、結膜炎が主症状ですが、すべての症状が発症するとは限りません。乳幼児では、嘔吐や下痢を伴うことがよくあります。38〜40度程度の高熱が4〜5日前後続きます喉が赤くなり、痛みを伴うことともかなり多いようです。また、扁桃腺炎もよく伴います。そのため、プール熱にかかると、食欲不振になったり、不機嫌になったり、よだれが出たりします。症状は5〜7日で軽減していきます。また、両側または片側の結膜が赤く充血します。いわゆる結膜炎です。さらに、眼が痛い、目やに、光がまぶしいなどの症状も発症する場合があります。その他に、頭痛、寒気、食欲不振、せき、鼻水、リンパ腺の腫れなどの一般的なかぜの症状もあります。プール熱の場合、のどの痛みと目の充血、高熱という3つの症状が出るので明確な診断がなされやすい病気ですが、赤ちゃんの場合には下痢や嘔吐などの症状のほうが目立って、結膜炎が出ないこともあります。
プール熱の治療方法についてみてみましょう。プール熱の原因であるアデノウイルスに直接効く薬はないので、治療はやはり対症療法になります。プール熱では、口の中が痛くなることが多いので、食欲不振による脱水症に注意したほうがよいでしょう。できるだけ、ヨーグルト・プリン・ゼリー・アイスなどの刺激の少なくて固くない物や水分を十分に与えるようにしましょう。結膜炎に対しては、抗生剤の目薬が処方されることが多いので、医師の指示に従って、使用しましょう。熱が高いときには、熱さましを使ってもかまいませんが、使いすぎないようにしましょう。次に、プール熱の予防についてみてみましょう。まずは手をよく洗い、タオルの貸し借りはやめましょう。水泳後の洗眼、うがい、シャワー、プールの塩素消毒もした方がよいでしょう。プール熱が流行している時期には、プールを一時中止する必要がある場合もあります。プール熱には、特別な治療方法はないので、十分な対処を取るようにこころがけましょう。